ジェネリック医薬品・リフィル処方箋・バイオ後続品をご存じですか?
ジェネリック医薬品とは
・ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先に開発された薬(先発医薬品)と同等の臨床効果・作用が得られ、品質、安全性においても確認されている薬です。
・先発医薬品より価格が低いものが多いため、医療費の軽減になります。
・後発医薬品の普及は、保険医療制度の維持に役立ちます。
【後発医薬品希望シールをご利用ください】
後発医薬品について医師や薬剤師に相談したいときは「後発医薬品希望シール」を、配布しておりますのでご利用ください。
(配布場所)
・中島村役場住民生活課
リフィル処方箋とは
リフィル処方箋とは、慢性疾患などで長期間お薬を使っており症状が安定している場合に、医師が指定した一定期間であれば、病院に行かなくても同じお薬を最大3回まで繰り返し薬局で受け取ることが出来る処方箋のことです。
受診回数を減らすことで、医療費の節約となるため、希望される方はかかりつけ医にご相談ください。
※投薬量に限度が決められている医薬品や湿布薬など、リフィル処方箋の対象とならないお薬もあります。
リフィル調剤と分割調剤の違いは?
リフィル処方箋と似たような仕組みとして、「分割調剤」が導入されています。
同じ処方箋を繰り返し使えるリフィル処方箋に対して、分割調剤ではその名の通り定められた処方期間を分割するという仕組みです。
分割調剤は、(1)長期保存が難しい薬剤、(2)後発医薬品を初めて使用する場合、(3)医師の指示がある場合(分割指示の上限は 3 回、患者に別紙を含む処方箋の全てを毎回薬局に提出するよう指導)などに行われるものです。
分割調剤とリフィル処方の違いは、例えば、90 日分の内服薬を投薬するため 30 日分ごとに薬局で調剤して交付する場合、「医師が 90 日分の処方箋を発行し薬局に対して 3 回の分割指示」する分割調剤に対し、「医師が 30 日分の処方箋を繰り返し利用できる回数(3 回)を記載した上で発行」するのがリフィル処方です。
バイオ後続品とは
バイオテクノロジー(遺伝子組換え技術や細胞培養技術)を応用して生物が持つタンパク質等を作る力を利用して製造された先行バイオ医薬品と同等・同質の品質、安全性および有効性を有し、異なる製造販売業者により開発される医薬品をバイオ後続品(バイオシミラー)と言います。
バイオ後続品は、先行バイオ医薬品と品質がほとんど同じで、同じ効果と安全性が確認された薬剤です。臨床試験を含む多くのデータによって、先行バイオ医薬品と同じように使えることが示されています。先行バイオ医薬品よりも安価なため、患者さんの経済的負担や医療費の軽減が期待されます。
【どのような治療(病気)に使用されていますか?】
がん・糖尿病・関節リウマチ・腎性貧血・クローン病・低身長症・潰瘍性大腸炎・加齢黄斑変性症・骨粗鬆症 など
バイオ後続品を使うメリット
・一般的に特許が切れたバイオ医薬品の70%の値段となります。そのため、患者・家族の経済的な負担の軽減につながることが期待されています。
バイオ後続品について、詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)及びバイオ後続品(バイオシミラー)の使用促進について(新しいウインドウで開きます)
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- 2025年7月25日
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