農業は国民に安全安心な食糧を提供し、緑あふれる国土を守るという大切な役割を担っています。認定農業者は、まさにその中心的な担い手であるといえます。
みなさんは、5年後の自らの経営について将来像を描き、その実現に向けた経営改善計画を作成し、その認定を受けられました。
このことは、皆さんの農業経営の改善に向けた意欲が認められたことによるものです。
まず、複式簿記の記帳に取り組みましょう。農業経営を家計と分離し、どれだけのコストをかけ、どれだけ利益があったのか、土地や機械などの資産や借入など負債がどれだけあるのかなど、数字でしっかり把握しましょう。
記帳をもとに、青色申告を行いましょう。貸借表と損益計算書を添付することで、最高で55万円の控除が受けられるだけでなく、専従者給与を経費算入や農業機械等の割増償却の適用など、多くの利点があります。
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地域農業を支える担い手の高齢化が進む中、担い手不足など農村は崩壊の危機に瀕していると言われます。
皆さんは、新たな時代の農業経営の改革者としてだけでなく、地域農業の再生に向けて、力強く引っ張っていく役割も期待されています。
この様中、既に認定農業者組織が受託組織を結成し、地域の担い手として活躍されている事例も生れています。
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